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Alleynさんより昨年教えて頂いたMichael Dorflinger著『101 THINGS YOU SHOULD KNOW ABOUT JAMES BOND 007』が海外から届きまして、読み始めております。007シリーズに関する所謂トリビア本ですが、なかなか面白いので、一部抜粋して何回かに分けてご紹介したいと思います。

1. イアン・ランカスター・フレミング ジェームズ・ボンドの生みの親

フレミングの父親はジェームズ・ボンドと同じくスコットランド人のValantine、母親はロンドン出身のEveであった。母親の旧姓はSainte Croix Roseといい、フランス人のような名前であったが、ボンドの母親をフレミングがフランス系スイス人としたことに影響を与えたのであろう。

【管理人・注】ヴァレンティンというと映画『ゴールデンアイ』および『ワールド』に登場したズコフスキーの名前を思い出します(実際にはスペルが微妙に異なり、末尾の"e"も抜けていますが)。イヴは勿論四代目マネーペニーですね。そしてボンドの母親の名前は映画『スカイフォール』にもお墓が登場しましたが、モニク・ドラクロワでした。

Valentin GE

Eve SF

Bond Cemetery

『オクトパシー』に登場するデクスター・スマイス少佐の名前はフレミングがオーストリアのキッツビュールに住んでいた時代に同じビルに住んでいた男から拝借したものだ。

DS OP

4. イアン・フレミングが創造した007のデビュー

ボンドの盟友フィリックス・ライターはフレミングのアメリカ人の友人だったトーマス・ライター氏から拝借した。

FΛ DN

5. ボンドの映画プレミア

フレミングの『カジノ・ロワイヤル』が初めて映像化されたのは1954年、アメリカのTV番組『クライマックス!』のエピソードの一つであった。バリー・ネルソンが演じたアメリカ人、ジミー・ボンドの元恋人ヴァレリー・マティス役を演じたのはリンダ・クリスチャン。彼女はエロル・フリンの元恋人であったが、撮影中にタイロン・パワーと結婚した。その娘は女優であり歌手でもあるロミナ・パワーである。

LC and BN in CR

映画のガンバレル・シークエンスをスタントマンのボブ・シモンズが演じたのは有名な話だが、これは撮影時にコネリーがまだ契約書にサインをしていなかったことによる。

Gun Barrel DN


6. カジノ・ロワイヤルはジェームズ・ボンド1人では足りない!

番外編の『カジノ・ロワイヤル』(1967)の脚本担当の一人としてクレジットされているウルフ・マンコウイッツはカビー・ブロッコリをハリー・サルツマンに紹介し、映画『ドクター・ノオ』の脚本も当初書いていた。しかし映画が大失敗に終わるのではと恐れ、最終的にクレジットから自分の名前を外してくれとカビーらに依頼した。

CR writer

【管理人・注】『ダイヤモンドは永遠に』など007シリーズの脚本家トム・マンキーウイッツ(Tom Mankiewicz)とは関係ありません。スペルも違います。

101 Things You Should Know About James Bond: 007
Dorflinger, Michael
Schiffer Pub Ltd
2022-12-20


・・・(その2)につづく・・・

ではまた。